2026年01月01日

2026年 書き初め「自灯明 法灯明」

何十年ぶりになるかとんと忘れてしまったが、書き初めをした。

去年の暮近く、ある人たちによっていやな思いをさせられたのだが、その時にこの言葉を思い出し、「よし、来年はこの言葉を常に胸に秘めて自分を奮い立たせよう!」と心に決めた。そして「ならば、来年(2026年)の書き初めにこの字を書いたらいいんじゃないか」と思いついたのだ。

(自己流なので、まるでヘタクソなのはご勘弁!)

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「自灯明 法灯明」(じとうみょう ほうとうみょう)とは、お釈迦様の最後の遺言である。

自灯明:自分自身の心や経験、知恵を灯火(道しるべ)とすること。他人の意見に流されず、自分軸で生き、主体性を持って人生を生きること。

法灯明:仏の教え(ダルマ、真理、この世の法則)を灯火(道しるべ)とすること。自分自身の経験を超えた問題に直面した時、普遍的な真理に立ち返って判断すること。

「自分自身(自)と仏の教え(法)を灯火(よりどころ)としなさい。他を頼りにしてはいけない」という教えなのだ。言葉を換えれば、「主体性(自灯明)と普遍的な指針(法灯明)の両方を大切にし、他者に依存しない自立した生き方を実践せよ」ということである。

これは今年だけではなく、これからの我が残りの人生の中心に据えるべき根本思想だ。何かイヤなことや迷いごとに直面した時にこの言葉を思い出せば、冷静で適切な判断や処置ができるだろう。


自灯明 法灯明

自分の心の重心に据え、支えとしよう。
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2025年12月31日

2025「年忘れない」年納め川柳

今年最後の川柳を大晦日にひねってみた。題して「2025『年忘れない』年納め川柳」

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最後の「いつも閑かに微笑っている」は、言うまでもなく宮沢賢治の「雨ニモマケズ」からの引用だ。

原文は「イツモシヅカニワラッテヰル」で、これを普通に漢字とひらがなで書くと「いつも静かに笑っている」となるだろうけど、「いつも閑かに微笑っている」の方が雰囲気が適切に表れていると思い、この字を充てた。

2つ目の「去年と違う何かした?」は、少なくとも1つある。こうして川柳を再開したことだ。

今年は26回、毎日新聞の「万能川柳」に投稿した。そして4句が掲載された。

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4÷(26×6)×100≒2.56 掲載率2.56%は決して高いとは言えないが、4つも載ったのは我が人生史上初だ。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」で「これでいいのだ!」ということにしよう。

そして年の瀬に、驚くべきプレゼントが舞い込んだ。毎年恒例の「万能川柳 今年の80句」に、11月11日に掲載された私の句が選ばれたのだ!

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万能川柳 2025年の80句・我が作品.jpg

今年掲載された約6,400句から80句を選び抜いたのだから、確率は約1/80、1.25%だ。掲載率2.56%の私が1.25%に引っかかったのだから、これは大ラッキーとしか言いようがないし、かつ大変光栄なことだ。

これを励みに、来年からはもっとコンスタントに川柳を作ろうと思っている。週1回、"Weelkly川柳"をひねる日を作る。川柳の作句を1週間のルーティンに組み入れて、自然に作句に取り組む環境を作りたい。ルーティンワーク化したいことは他にもいろいろあるが、川柳もその一環だ。

さて、2026年はどんな年になるか。いや、「なるか」ではなく「するか」だな。やりたいことはどんどんやって、来年の大晦日に「今年はよう動いたな〜」と振り返られるような一年にしたい。

posted by デュークNave at 04:47| Comment(0) | のたり気まま川柳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月23日

ちばてつや先生からのハガキ:我が一生の宝物!

先日このブログに載せたちばてつや先生への我がファンレター(http://keep-alive.seesaa.net/article/519255774.html?1766432547)に、ちば先生から思わぬ返信のおハガキが届いた。

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初めて見る字体だったが、文末に「ちばてつや、ユキコ」とあるので、これは奥様の手書きとわかった。でもこれはこれで大変貴重でありがたい頂き物である。裏の上杉鉄兵のイラストも、連載当時のものではなく、ごく最近に描かれたものであることが絵柄からわかる。これもとても貴重なプレゼントだ。

実は一昨年、初めてちば先生にファンレターを書いた時も、ちば先生から返信のおハガキをいただいたのだ。

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見覚えのある温かみのある字体、そして裏には、セーターとカーディガン姿のジョーのイラスト。永年のちばてつや作品の大ファンである私にとっては、キラキラ光を放つプラチナカードである。

何よりうれしかったのは、この2枚のハガキに共通する、「作品を細かく深く読んでくれてありがとう」のコメントだ。これは一昨年ファンレターを送った時に同封した、このブログの記事「マンガ名作選 Vol. 2 あしたのジョー」だ。

http://keep-alive.seesaa.net/article/132769786.html?1766432468

先日のファンレターといいこのブログ記事といい、確かに我ながら「あしたのジョー」と「のたり松太郎」をかなり深く読み込み、作品の解説や自分が受けた印象を詳細に述べている。ちば先生が返信のハガキを下さったのは、ひとえにこの読み込みの深さ故だろう。

とにかく、私にとってはめったにない「慶事」だった。ちば先生、ユキコ奥様、本当にありがとうございました!
posted by デュークNave at 04:40| Comment(0) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月07日

"Quad God"(4回転の神)、まさに「神の領域」へ:GPファイナル男子シングル、マリニン王座を堅守

とんでもないものを見てしまった。

名古屋で開催されたフィギュアGPファイナルの男子シングル・フリー。SP3位からの逆転優勝を狙うイリア・マリニン(アメリカ)の演技が終わった瞬間、胸をよぎった思いがこれだった。

そしてこうも思った。「こんな超絶演技を見せられては、このあとの佐藤駿や鍵山優真がノーミスの完ぺきな演技をしても、マリニンには追いつかない。事実上、この時点でマリニンの優勝は決定だな」。


まずはマリニンのフリーのジャンプの構成と得点結果をここに並べてみる。


4フリップ:基礎点11.00・GOE(出来栄え点)+3.77=14.77

4アクセル:基礎点12.50・GOE+4.48=16.96

4ルッツ:基礎点11.50・GOE+4.27=15.77

4ループ:基礎点10.50・GOE+3.15=13.65

4ルッツ+1オイラー+3フリップ:基礎点17.30×1.1=19.03・GOE+4.60=23.63

4トゥループ+3トゥループ:基礎点13.70×1.1=15.07・GOE+2.85=17.92

4サルコウ+3アクセル:基礎点17.70×1.1=19.47・GOE+2.91=22.38



☆神の領域・そのT:7つのジャンプで6種類の4回転をすべて跳び、それをすべて成功させた

単独・コンビネーションともすべて4回転、しかも6種類すべてが含まれているのが驚異的。この異次元、というより天上の領域と言っていい超高難度のジャンプを、すべてノーミスで決めた。これだけでも空前絶後である。

☆神の領域・そのU:3つのコンビネーションジャンプをすべて後半に入れ、すべて決めた

さらにすさまじいのが、3つのコンビネーションをすべて後半に入れていること。これは言うまでもなく、基礎点が1.1倍になる後半に組み込んで得点を極大化するためだが、疲れの出る後半に跳ぶコンビネーションは失敗のリスクも大きい。

この「ハイリスク・ハイリターンの極限」と言っていい演技構成を、すべてミスなく決めた。まさに「ブッ飛んだ」演技だった。


☆神の領域・そのV:GOE(出来栄え点)のとんでもない高さ

上記の得点結果を見てほしい。それぞれのジャンプのGOE(出来栄え点)がとんでもなく高い。最低でも2.85、最高は4.60、平均すると3.72だ。

GOEは+5〜ー5までの幅が設けられている。ジャンプで転倒した時のGOEは容赦なく大減点されるが、+4以上の大きな加点はめったなことではお目にかかれない。

それがこのマリニンの演技では、GOE+4以上のジャンプが3つもある。後半の4ルッツ+1オイラー+3フリップは、基礎点とGOE合計で23.63という、「1つのジャンプでこんなに得点が稼げるのか…!」と呆然とするほどの巨大な得点源となっている。

今回のGPファイナル・男子シングルでは、マリニンの他にも佐藤駿ダニエル・グラスル(イタリア)がフリーで会心の演技を披露してくれたが、とにかくマリニンの演技がすごすぎて、他の選手の演技をコメントする気力が湧かない。

すさまじいものを見てしまった。

今はただ、その余韻に浸るのみである。
posted by デュークNave at 17:45| Comment(0) | スポーツ-フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月29日

「ひねもすのたり日記 7」を読んで:ちばてつや先生へのファンレター

前略 ちばてつや先生

新刊の「ひねもすのたり日記 7」、さっそく読ませていただきました。いつもながらのほんわかとした温もりがうれしく、楽しませていただきました。

ひねもすのたり日記7.jpg

特に印象深かったのが、末弟の樹之さんのエピソード。幼いころは栄養失調で失明寸前だったチー坊が、小学生の頃は近所でも有名なわんぱく少年に。ある日、「チビのくせに生意気」と近所の子供たち4人にリンチにされた。ケガをして服をボロボロにされて家に帰ってきたが、その4人の母親たちが「またお宅のチー坊ちゃんがっ」と、それ以上のケガをさせられた子供たちを連れてやってきた。

このエピソードを読んで思い出したのが、「のたり松太郎」のエピソード。松太郎が相撲教習所時代に、将来を嘱望されていた矢野に再起不能のケガを負わせ、そのお詫びのために矢野の見舞いに行ったのに、しまいには図々しく矢野の見舞い品をガツガツ食べてしまい、病室のドアの外にいた矢野と同部屋の若手力士たちを激怒させ、帰り道に待ち伏せのリンチに遭った。松太郎がボロボロになって帰ってきたのに田中清君が驚いたが、のちに松太郎を襲った4人の方がはるかに重傷を負ったことがわかった。

この松の乱闘事件のエピソードは、樹之さんのことを思い出してちば先生が描かれたのか、それとも樹之さんがご自分のこのエピソードをアイディアとして提供されたのか、どっちなのかな?と思いました。

ご三男のあきおさんへのアドバイス「こっちのめだたないヤツを主人公にしたら?キャプテンにしてよ」とは、あの名作「キャプテン」の谷口君のことですかね?

それと、「のた松」の田中君の「酒ぐせをうんと悪くして松太郎を困らせる」というキャラ設定を考え出したのも樹之さんだったことを初めて知りました。大阪巡業中に松に連れられて行ったキャバレーで大騒ぎし、酔っ払い運転をしようとする男の車を2人でひっくり返して無理やり宿舎の寺まで送らせ、玄関に鍵がかかっているのを知った田中君がやらかした「誰が為に鐘は鳴る事件」も樹之さんのアイディアとは…!

「怪力粗暴の大男」松太郎と「努力と精進と酒乱の人」田中君の名コンビ誕生には、樹之さん(七三太朗さん)が深く関わっておられたのですね。

「ひねもすのたり日記」、これからも楽しみにしています。
                                

草々
posted by デュークNave at 13:43| Comment(0) | マンガ・アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする