2026年02月01日

テレビのない生活:時間を奪われない快適さ

去年の暮れごろから、テレビをほとんど観ない生活が続いている。正確に言うと「テレビ番組を観れない」生活だ。

去年の12月上旬、DVDレコーダー・プレーヤーのリモコンの「決定」ボタンが機能しなくなった。これができないとテレビ番組の録画予約ができないし、録画した番組のディスクへのダビングもできないし、ダビング後にハードディスク(HD)に残っている番組の消去もできなくなる。これには困った。

私はテレビ番組をリアルタイムで観ることはほぼ100%ない。観る番組を厳選し、録画予約し、録画した番組を自分の都合に合わせて観るのが、我が番組視聴のパターンだ。

こうする理由はいくつかある。第一は、テレビの前にべったり張りつかねばならない拘束が嫌いだから。リアルタイムで観ると、トイレにも行けないし、飲み物を取りにも行けない。ちょっと集中力を欠いて見逃したり聞き逃したりすると困る。録画していれば、合間に何でもできるし、見逃し・聞き逃しも画面を戻せばいいから問題ないのだ。

第二は、もともと「ながら」の習慣がないから。「観てもいないのにとにかくテレビをつけておく」という人はいまだに世の中に少なからずいると思うが、私はこの習慣が30代早々になくなった。だからテレビを観る時間は、日本人の平均よりはもともと短いと思う。

第三は、民放の番組の場合はこれが一番の理由なのだが、コマーシャルがウザいから。とにかく邪魔でしょうがない。私が大好きなフィギュアスケートの番組は、呆れるほど頻繁にCMが挟まれる。録画して観ても、リモコンでCMをスキップするのがえらく面倒くさいのだが、これをリアルタイムで観ていたらどんなに煩わしく感じたことか、想像するだけでゾッとする。


こうして「少数精鋭視聴」を続けてきた私だったが、リモコンが故障したおかげでこれもできなくなった。正確に言えば、すでにディスクにダビングしている番組を観ることはできるのだが(リモコンの「再生」ボタンを押せばOK)、新たに録画予約することはできない。こうなると観ることができるのは、故障する前に録画予約していた番組だけになる。しかもこれらの番組は、HDに入ってもダビングができず消去もできないので、HDの容量がいっぱいになったら、その後は録画さえもできなくなるのだ。

そしてその時は、思ったより早くやってきた。去年の12月下旬、HDの容量がいっぱいになり、その後は録画がすべてNG。これで新しい番組をストックすることが完全にできなくなった。

それからは、以前から持っていたディスクの番組を、朝食や夕食の時(休日は昼食の時も)に観るのが常になった。逆に言えば、それ以外の時間にテレビ画面で何かを観ることがなくなったということだ。

この効果は思ったよりも絶大だった。朝夕の自由時間を録画した番組の視聴に「奪われる」ことがなくなり、時間を以前より格段に有効に使えるようになった。今年から始めた早朝の数々のルーティンワークはほぼ順調に実行できているし、夕方も、まだ満足した時間の使い方はできていないが、拘束がなくなったので、工夫次第でいろいろなことができるはずだ。

こうなってみると、テレビ番組は自分にとってさほど重要なものではなかったことに気づかされる。「なけりゃないで大したことはない」ということなのだ。この「サヨナラ、テレビ!」を奇貨として、他にも「なけりゃないで大したことはない」ものがないかチェックして、より自由時間を増やしていきたい。「自分で自分を縛る人生」これほど愚かなものはない!
posted by デュークNave at 05:01| Comment(0) | 身辺雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

百人一首( 43 〜 44 )

43.  逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
        昔はものを 思はざりけり

   (権中納言敦忠)

   ついに逢瀬を遂げてみると、
   その後の恋しい気持ちに比べると、
   以前の恋心などは、何も思っていなかったのと
   同じであったなあ。



44.  逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
        人をも身をも 恨みざらまし

   (中納言朝忠)

   もし逢うことが絶対にないのならば、
   かえって、あの人のつれなさも、
   わが身のつたない運命も
   恨むことはしないのに。
posted by デュークNave at 02:17| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月31日

百人一首( 41 〜 42 )

41.  恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
        人知れずこそ 思ひそめしか

   (壬生忠見)

   恋しているという私の噂が
   早くも立ってしまったのだった。
   誰にも知られないように、心ひそかに
   思い始めていたのに。



42.  契りきな かたみに袖を しぼりつつ
        末の松山 波越さじとは

   (清原元輔)

   約束したことだったよ。
   互いに涙に濡らした袖をしぼっては、
   末の松山を波が越さないように、
   二人の心が変わらないということを。
posted by デュークNave at 03:07| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月30日

のたり気まま川柳 Vol. 26「ハニートラップ」

今週のテーマは、自虐ネタ「ハニートラップ」。

正確に言うと「ハニートラップに引っかかりそうになったが、ギリギリのところで逃げおおせた」

ハニートラップ

こんな「悪夢一歩前」のことは早く忘れてしまいたい。でも"That's so long ago, I don't remember."(そんな昔のことは忘れた)とボギーを気取れればカッコいいけど、そこまで見事にニヒルにはなれないので、時の流れで徐々にダメージから回復するのを待つしかないだろう。

実は今もう1件、これもハニートラップが濃厚なある女性とのLINEでのやり取りが1週間ほど続いている(つまり「ハニートラップ濃厚案件」が同時進行で続いていたのだ)。しかしさすがに今週のこれで向こうの手口がわかったので、もう引っかかることはないだろう。
posted by デュークNave at 09:30| Comment(0) | のたり気まま川柳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

百人一首( 39 〜 40 )

39.  浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど
        あまりてなどか 人の恋しき

   (参議等)

   浅茅の生えている小野の篠原の「しの」ではないが、
   忍び続けて我慢してきたが、どうしてあの人のことが
   こうも恋しいのか。



40.  しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
        ものや思ふと 人の問ふまで

   (平兼盛)

   心のうちにこらえてきたけれど、
   顔色や表情に出てしまっていたのだった。
   私の恋は、恋のもの思いをしているのかと、
   人が問うほどまでになって。
posted by デュークNave at 04:42| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする