いつもながら見事な文章です、Adrianさん!ポーランドのSchabowy:Kotlet schabowyは「パン粉をまぶした豚肉のカツレツ」と説明されています。確かにこれは日本のとんかつに似ていますね。ソースをかけて食べる日本のとんかつはとってもおいしいですが、特に私のおすすめは、とんかつをどんぶり飯に乗せ、とき卵と玉ねぎでとじた「かつ丼」です。本来は洋食であるとんかつを和風にマイルドにアレンジした、日本を代表する「B級グルメ」です。
モダンな建築を味わうなら、西新宿や汐留(しおどめ)の高層ビル街がいいでしょうね。見上げるようなタワービルが林立していて壮観ですよ。丸の内のオフィスビル街はすごく高いビルではありませんが、日本のビジネス街を代表する、どっしりと落ち着いた雰囲気のある街です。
「山中での神社へ導いてくれる小道」:世界文化遺産に登録されている「紀伊山地(きいさんち)の霊場(れいじょう)と参詣道(さんけいどう)」がいいでしょうね。和歌山県・奈良県・三重県にまたがる地域で、3つの霊場(吉野・大峯、熊野三山、高野山)とこれらをつなぐ3つの参詣道(巡礼路:じゅんれいろ)から成っています。私はまだ行ったことがありませんが、テレビで映像は何度か見ました。石段の両側に高い木が生い茂り、映像からだけでも神々しい、スピリチュアルな雰囲気が伝わってきました。実際に現場を歩いたら、自然と背筋がピンと伸びるような、キリッと引き締まった空間を味わえると思いますよ。
2024年03月30日
2024年03月16日
映像と音楽について語り合う
映像と音楽は切っても切れない関係がありますよね。「風と共に去りぬ」も、「タラのテーマ」がバックに流れているからこその、あのラストの名シーンですからね。「ロッキー」で、ロッキーが早朝のロードワークで小高い広場から街を見下ろし、そこでガッツポーズするシーンがあるんですが、そこに「ロッキーのテーマ」のクライマックスがドンピシャで流れ、それを映画館で初めて見た時、高校生だった私は全身に鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています。また、私が大好きなロビン・ウィリアムズ主演の「グッド・モーニング・ベトナム!」で、ベトナムののどかな田園風景の映像のバックに流れる「サッチモ」ことルイ・アームストロングの"What a wonderful world"は絶品です。彼の歌声は、ハスキーボイスで決して美声ではないんですが、すごく「味がある」んですよね…!
私は「マイ・フェア・レディ」、「マンマ・ミーア」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「ウエストサイド物語」といったミュージカル映画も好きですし、「アマデウス」で劇中劇を観てオペラにも興味を持っています。ただ、オペラのDVDをネットで買おうと思っても、「アマデウス」で描かれているような原作に忠実な作品がどれかがなかなかわからず(「フィガロの結婚」で一度失敗したことがあります)、買うのを躊躇しています。オペラの多くはイタリア語で書かれていますから、Yoyukoさんならお薦めのオペラ作品があるのでは?できれば、私がぜひ観たいと思っているモーツァルトの「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」で良いものがあったら教えて下さい。
私は「マイ・フェア・レディ」、「マンマ・ミーア」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「ウエストサイド物語」といったミュージカル映画も好きですし、「アマデウス」で劇中劇を観てオペラにも興味を持っています。ただ、オペラのDVDをネットで買おうと思っても、「アマデウス」で描かれているような原作に忠実な作品がどれかがなかなかわからず(「フィガロの結婚」で一度失敗したことがあります)、買うのを躊躇しています。オペラの多くはイタリア語で書かれていますから、Yoyukoさんならお薦めのオペラ作品があるのでは?できれば、私がぜひ観たいと思っているモーツァルトの「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」で良いものがあったら教えて下さい。
2024年03月03日
ポーランドの男性との会話(日・英)
「ラスト・サムライ」はいい映画ですよね。トム・クルーズもいいけど、渡辺謙や真田広之、小雪もいい(渡辺謙はこの役でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされました)。当時の武士の魂(Samurai spirits)を見事に表現してくれています。
私はゲームは詳しくないからよくわからないけど、(僕の彼女は僕が髪をお団子にしていると「サムライ」、髪を緩めていると「イエス」と呼ぶ。)これは面白い! 日本には「聖おにいさん」という、イエス・キリストとブッダ(仏陀:釈迦=ゴーダマ・シッダールタ)が現代によみがえって、日本で気ままな日々を暮らすという面白いマンガが人気です。髪を緩めたMalocchioさんが日本に来たら、「イエス!」と呼ばれちゃうかも?
"Last Samurai" is an outstanding work, I think. Of course Tom Cruise is great, but Ken Watanabe, Hiroyuki Sanada and Koyuki are also excellent. (Ken Watanbe was nominated as a best supporting actor in Academy Awards.) They shows "Samurai spirits" beautifully.
Sorry, I know next to nothing about the recent games. But it's really interesting your girlfriend calls you "Jesus" when you wear your hair loose! In Japan, there's a popular comic(manga) that Jesus and Buddha survive and enjoy an ordinary daily life in Japan. If you come to Japan, wearing your hair loose, maybe you're called "Jesus!" Hahaha!
私はゲームは詳しくないからよくわからないけど、(僕の彼女は僕が髪をお団子にしていると「サムライ」、髪を緩めていると「イエス」と呼ぶ。)これは面白い! 日本には「聖おにいさん」という、イエス・キリストとブッダ(仏陀:釈迦=ゴーダマ・シッダールタ)が現代によみがえって、日本で気ままな日々を暮らすという面白いマンガが人気です。髪を緩めたMalocchioさんが日本に来たら、「イエス!」と呼ばれちゃうかも?
"Last Samurai" is an outstanding work, I think. Of course Tom Cruise is great, but Ken Watanabe, Hiroyuki Sanada and Koyuki are also excellent. (Ken Watanbe was nominated as a best supporting actor in Academy Awards.) They shows "Samurai spirits" beautifully.
Sorry, I know next to nothing about the recent games. But it's really interesting your girlfriend calls you "Jesus" when you wear your hair loose! In Japan, there's a popular comic(manga) that Jesus and Buddha survive and enjoy an ordinary daily life in Japan. If you come to Japan, wearing your hair loose, maybe you're called "Jesus!" Hahaha!
2024年02月28日
毎日新聞「みんなの広場」への投稿
2月27日付本欄、石川和巳さんのご意見に賛同します。
私が思うに、昭和歌謡と今流行りの歌との違いは、「言葉(歌詞)を大切にしているかどうか」だと思います。今の流行歌はテンポが速く、歌手の発音が不鮮明で、日本語なのに字幕がないと聞き取れない歌が多いです。さらに英語の歌詞が加わることも多く、もうお手上げです。
これに比べると昭和歌謡は、テンポも比較的ゆったりだし、歌手もじっくりしっとりと歌い上げ、聞き手の耳にも心にも沁みる歌が多かったと思います。今若い世代にも人気があるのは、効率ばかり求められる何かとあわただしい世の中にあって、昭和歌謡が一服の清涼剤のように感じられるからではないでしょうか。
私が思うに、昭和歌謡と今流行りの歌との違いは、「言葉(歌詞)を大切にしているかどうか」だと思います。今の流行歌はテンポが速く、歌手の発音が不鮮明で、日本語なのに字幕がないと聞き取れない歌が多いです。さらに英語の歌詞が加わることも多く、もうお手上げです。
これに比べると昭和歌謡は、テンポも比較的ゆったりだし、歌手もじっくりしっとりと歌い上げ、聞き手の耳にも心にも沁みる歌が多かったと思います。今若い世代にも人気があるのは、効率ばかり求められる何かとあわただしい世の中にあって、昭和歌謡が一服の清涼剤のように感じられるからではないでしょうか。
2024年01月27日
ポーランドの高校生との会話(5)
ユニコーン姿の黒い犬、ユニークですね。Funkyさん、最近の日本では面白いことどころか、悲惨なことが起こっています。おっしゃる通り、まず元日に日本海に面した能登半島(Noto Peninsula)で大地震が起こり、200人以上が亡くなり、15,000人以上が避難、40,000戸以上の家屋が全半壊しました。真冬に寒冷地で起こったため、今も避難されている方々は寒さと不便さに苦しんでいます。
また翌日には、東京の羽田空港の滑走路で海上保安庁の航空機と日本航空の航空機が衝突し、海保機の乗組員6名のうち5名が亡くなりました。一方日航機では適切な避難誘導が行われ、14人がケガをしたものの、乗客乗員379名が無事脱出しました。これには海外のメディアから大きな賛辞が贈られているようです。
このように、新年早々日本では惨事が立て続けに起こりました。ポーランドではどうでしたか?
また翌日には、東京の羽田空港の滑走路で海上保安庁の航空機と日本航空の航空機が衝突し、海保機の乗組員6名のうち5名が亡くなりました。一方日航機では適切な避難誘導が行われ、14人がケガをしたものの、乗客乗員379名が無事脱出しました。これには海外のメディアから大きな賛辞が贈られているようです。
このように、新年早々日本では惨事が立て続けに起こりました。ポーランドではどうでしたか?