2026年02月09日

「日本は…駄目だ」:タコ市に3分の2超を与えてしまった政治的愚民たち

衆議院議員選挙の投開票が昨日行われ、自民党が単独で3分の2を超える議席を獲得するという、地滑り的大勝を収めた。最大の対抗勢力だった中道改革連合は大幅に議席を減らし、改選前の3分の1未満という大敗を喫することになった。

もう、言葉もない。今回の解散そのものが相当にムチャクチャだったのだが、ここまで自民、いやタコ市に圧勝させてしまうとは…!これであの女はますます図に乗り、やりたい放題を加速させていくだろう。

もう、どうなっても知らんぞ。俺はこの先この国との付き合いはそう長くなくて済むけど、ミドルエイジや若い人たちはこれからもこの国とずっと付き合うことになる。その将来が暗澹たるものになるかもしれないのに、どうしてこんな選択をするんだろう。「政治的愚民ここに極まれり」だな。

以下の川柳は、2月6日の毎日新聞朝刊の選挙の終盤情勢を読んだ時に、大いなる嘆きをとともに作ったものだ。当時は「単独過半数」としていたのだが、3分の2にまで及ぶことがわかり、急遽その部分を、また大いに嘆きながら修正した。


3分の2.jfif

Make America Terrible Again.jfif

テレビなどのメディアではなかなかストレートに言いにくいんだろうが、あの「悪夢の安倍晋三政権」をあれほど長持ちさせたのは、あんなメチャクチャな男が率いる党と政権をずっと支持し、変わらず投票し続けた有権者たちがいたからだ。トランプと同じく、自民と安倍にも「岩盤支持層」があったのだ。

そして今回、この岩盤支持層に加え、表面(おもてづら)に惑わされて、イメージだけで自民(=タコ市)に投票した薄っぺらな連中が大量に発生した。どうやら我が愛すべき母国は、少なくとも政治的には愚民の塊と化してしまったようだ。


今後しばらくは、タコ市(バカ市)をあからさまに批判することはやりにくくなるだろう。そういう社会の空気がこの国にできてしまうだろう(「悪夢の安倍晋三政権」がそうだったように)。そうなると、もはやこの国は民主主義国家とは言えなくなる。アメリカはトランプによって民主主義が猛烈な勢いで破壊されているが、日本もそれに追随することになるのか。

明治末期の大逆事件で、死刑判決を受けた幸徳秋水らが判決のわずか6日後に死刑が執行されたことを知った、朝日新聞に校正係として勤務していた石川啄木は、こうつぶやいた。

「日本は…駄目だ」

日本はこのあと軍国主義にのめりこみ、ついには太平洋戦争での大敗北という国家の破滅を招いてしまう。「ヤバい女」タコ市に「白紙委任」してしまった日本国民、これからこの国がどんなひどいことになっていくのか、全然わかっていない…!

(追伸)最後の句はちょっと説明が要るかもしれない。トランプが唱える"MAGA" = Make America Great Again(アメリカを再び偉大にする)だが、どう見ても現状はこっちだろう。

"MATA" = Make America Terrible Again
(アメリカを再び悲惨にする)


2016〜2020年の第一次政権もひどかったが、今の第二次政権はさらに、はるかにひどい。あと3年でアメリカはさらにどこまでひどくなるのか、どこまでトランプによって破壊されてしまうのか。

こんな国や大統領と蜜月に付き合ったらロクなことにならない(実際、アメリカと距離を置きつつつある国が世界中で増えてきている)。しかし先進国の中で日本だけが、今まで通りの距離感でアメリカと付き合っている。危険極まりない…!
posted by デュークNave at 04:41| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月20日

有権者の皆さんへのメッセージ川柳:解散・総選挙に向けて

タコ市早苗首相が「予告通り」衆議院の解散・総選挙を世に告げた。2月8日投票、解散から16日後は戦後最短だ。

なぜこんなに急ぐのかは、以前(1月17日)このブログで言及したように、「内閣支持率の高いうちに選挙に打って出て、議席数を増やしたい」これしかあるまい。あの女狐がどんなに言葉を言い繕おうと、この本音が見え見えだ。

これに対する批判の川柳は前回(同上)作ったが、今回は特に有権者の皆さんに訴えたいことがあり、このテーマに絞って作句してみた。

有権者へのメッセージ:解散・総選挙を控えて.jpg

1句目:タコ市の服装がどうのバッグがどうのと下らないことに気を取られていないで、また参政党のバ神谷のデタラメ演説を鵜呑みにしないで、きちんと中身を見て判断してほしい。冷静になってみれば、奴らがいかにメチャクチャかすぐにわかるはずだ。

2句目:私も偉そうに言うほど政治をディープには見ていないが、日々チラ見するだけでもけっこうわかるものだ。それをずっと続けていると大きな流れが見えて、目先にとらわれない俯瞰的な視点から判断できるようになる。

そういう視点が身につくと、タコ市が党首の自民党なんてとてもじゃないが支持できないし、ましてや首相として国を動かすなんてとんでもない、ということになる。チラ見でいいから少しは政治の動き、流れを見てほしい。


3句目と4句目:「塵も積もれば山となる」だし、数年に一度の権利行使なのだから、使わねばもったいない。何より、これは私がずっと主張していることなのだが、「選挙に行かない・政治に興味がない」という人は、社会人として大きな欠落があると言わざるを得ない。社会に生きる者としてバランスを保つためには、政治にも一定の興味関心を持つことは不可欠だ。これをしかと認識してほしい。

5句目:こういう投票行動を「戦略的投票」という。「投票したい候補者がいない」という人は、このやり方なら有効な投票にすることができる。投票率を上げるためにも、より多くの人にこれを実践してもらいたい。

6句目:投票するとしないとでは、その日の夜のテレビ各局の選挙報道番組への興味が全く違ってくる(というか、そもそも選挙に行かない人はこの手の番組は見ないだろうけど)。こういう意味でも、皆さん、2月8日は投票に行きましょう!
posted by デュークNave at 19:39| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月17日

のたり気まま川柳 Vol. 26「ムチャ解散・総選挙」

今週のWeekly川柳のテーマは、これしかないという「ムチャ解散・総選挙」

ムチャ解散・総選挙.jpg

大嫌いな安倍(麻生)早苗首相が、衆議院本会議冒頭にいきなり解散する意向だという。

「内閣支持率が高いうちに、国会論戦でボロが出ないうちに解散・総選挙に打って出て議席を増やし、安定した政権運営を行いたい」

これ以外に理由は考えられない。毎日新聞の社説では「自己都合解散」と糾弾していたが、私はこれに「今のうち解散」というレッテルも加えたい。政権の維持のためだけに強行する解散・総選挙であり、あまりの露骨さと強引さに唖然とする。

予算編成の真っ最中、選挙権を手にしたばかりの18歳の高校生たちは本番直前、受験勉強の総仕上げの時だ。こんなタイミングで選挙などやられては迷惑千万のはずだ(実際昨日の毎日新聞の読者投稿欄には、「こんな時に選挙なんてやらないでほしい」という受験生からの切実な訴えが掲載されていた)。今に始まったことではないが、本当に高市(浜矩子さんは「タコ市」と呼んでいたが)という政治家は、永田町しか眼中にないんだなと思う。

5句目は有権者への我が警鐘である。この解散・総選挙がいかにムチャクチャであるかを、どれだけの有権者がわかっているか。これまで通りの「政治的思考停止状態」ではそれにも気づくまい。ムチャな高市政権に対する「正しい怒り」を持っている有権者がどれだけいるのか。今度の総選挙は、「有権者がどこまで政治的に目覚めているか」が問われる一大イベントだ。
posted by デュークNave at 04:33| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月12日

トランプがノーベル平和賞を受賞できるわけがない理由

今年のノーベル平和賞が発表され、ベネズエラの野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏が受賞した。反米左派のマドゥロ大統領が独裁色を強める中、自由で公正な選挙などを求めて活動を続ける不屈の姿勢が評価された。

今年は、「アメリカの赤鬼」トランプ大統領がノーベル平和賞の受賞を熱望していることから特に注目された。私を含め「まさかホントに受賞するんじゃないだろうな」と多くの人たちが刮目していたと思うが、幸いにもそんな「最悪の事態」にはならなかった。この発表には世界中で安堵のため息が漏れたことだろう。

「トランプがノーベル平和賞を受賞できるわけがない」

こう思っている人たちは世界中に大勢いると思うが、私見ではあるがその理由を、今回のマチャド氏の受賞理由を含めて述べてみたい。

今回のマチャド氏の受賞理由は、マドゥロ大統領の権威主義的な政権運営に「革新的で勇敢、平和的かつ民主的に」対抗し続けていることにあった。この受賞理由を見るだけでも、「トランプがノーベル平和賞を受賞できるわけがない」理由が明白なのだ。

トランプは明らかに「権威主義的な政権運営」をやっている。自分の意に添わぬ機関や人物に露骨に圧力をかけ、組織を解体・縮小し、資金の供給を凍結し、ポストから解雇している。民主主義の総本山であるアメリカを、独裁的な「トランプ王国」に作り替えようとしているのだ。つまりトランプは、今回受賞したマチャド氏の正反対側にいるわけだ。

さらにその悪影響はアメリカ国内にとどまらず、全世界的に高関税を課し、国際協調に背を向け、ガザ攻撃をやめないイスラエルを支持し続けている。就任以来世界中を混乱の渦に巻き込んでいる輩が平和賞なんて、ブラックジョークでしかない。

Black Joker.png

「反・平和賞」とか「平和破壊賞」なら、圧倒的な賛成多数で受賞できるだろうけど。「イグ・ノーベル平和賞」ならどうかとも思うが、イグ・ノーベル賞は洒落たジョークが効いている賞なので、そんなものカケラもないトランプには、やはり受賞は無理だ

あの赤鬼が大統領でいるのはあと3年数か月、ノーベル賞の発表はあと3回。まさかそんなことにはならないと思うので、あの「アメリカの狂気」が平和賞を受賞などしないよう、「軽く」祈っていよう。




posted by デュークNave at 04:44| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月05日

史上初の女性総裁誕生:安倍時代みたいな「やりたい放題」はできないだろうから、少しホッとした 〜自民党総裁選〜

石破首相の辞任を受けて行われた自民党の総裁選は、決選投票の末に高市早苗氏が新総裁に選出された。1955年の結党以来初の女性総裁の誕生である。衆参とも少数与党に転落したとはいえ、野党の足並みがそろっていない現状では、従来通り国会での指名選挙にて総理大臣に選出される公算が高い。

今回の総裁選には小林鷹之氏・茂木敏充氏・林芳正氏・高市早苗氏・小泉進次郎氏の5名が立候補した(肩書はめんどくさいから書かない)。下馬評ではいずれも過半数には届かず決選投票になると目されていて、高市氏・小泉氏の争いと予測されていた。

<1回目の投票結果>

  高市氏:国会議員票 64票・党員票 119票  合計 183票
  小泉氏:国会議員票 80票・党員票  84票  合計 164票
  林氏: 国会議員票 72票・党員票  62票  合計 134票
  小林氏:国会議員票 44票・党員票  15票  合計  59票
  茂木氏:国会議員票 34票・党員票  15票  合計  49票

これにより下馬評通り、高市氏と小泉氏による決選投票となった。

<決選投票>

  高市氏:国会議員票 149票・党員票 36票  合計 185票
  小泉氏:国会議員票 145票・党員票 11票  合計 156票

決選投票は国会議員票295票+党員票47票で行われるので、国会議員票が多かった小泉氏が有利かと思われたが、麻生派のボス・麻生太郎氏が「決選投票では1回目の投票で党員票が多かった候補に投票するように」と指示していたのが効いたのか、高市氏が国会議員票でも小泉氏を上回り、1回目のトップを守っての選出となった。

この結果を見ての正直な感想:「一番総裁になってほしくない人が選ばれてしまった。」

高市氏はコテコテの「安倍晋三シンパ」であり、7年8か月にわたった安倍政権時代には安倍首相にベッタリ張りつき、「安倍一強」の甘い汁をたっぷり吸っていた御仁である。総務大臣時代には、放送メディアに対し「政治的な公明正大さを欠く番組に対しては、放送禁止を申し付けることも辞さない」旨の発言をし、言論の自由を踏みにじる「脅迫」をしたこともある。

加えて、女性でありながら夫婦別姓に強硬に反対しており、働く女性たちに強い反感を抱かれている。前回の総裁選で高市氏が決選投票で石破氏に敗れた時、キャリアウーマンたちの多くがホッと胸をなでおろしたそうだが、今回は彼女らはさぞガッカリしていることだろう。高市氏は女性でありながら、働く女性たちからは「女性の敵」と見なされているようだ。

しかし、私はそんなに悲観はしていない。安倍時代は衆参ともほぼ3分の2を政権与党が占めていたから、安倍も高市も(このへんから呼び捨てになる)やりたい放題やっていたが、今は衆参とも少数与党に転落している。この後の首相指名選挙でさえ、どこかの野党と共同しないと総理に指名されることすらできない状況なのだ。

そんな中で高市が安倍時代のようなムチャクチャを言ったりやったりしようものなら、野党から猛烈な反発を食らうことになるだろう。加えて今は、有権者の自民党を見つめる眼差しが、結党以来最悪と言っていいほど厳しい。口先だけではなく、本気で国民の方を向いて政策を掲げて実行しなければ、いつになるかわからないが衆議院解散・総選挙でまたも敗れ、石破政権同様の短期政権で終わってしまう可能性も十分にあるのだ。「火中の栗はどんどん拾います」と総裁選前にコメントしていたが、「イヤでもどんどん拾わなければならない」今はそんな状況なのだ。とりあえず当面は「お手並み拝見」と静観するだけだな。

一方、敗れた小泉ボン。正直、まだ一国の宰相になるには、年齢的にもキャリアの点からも早すぎるなと思っていた。この状況で総裁・首相になっても、権力基盤の弱さと経験の浅さで、自民党の重鎮たちの操り人形になってしまう公算が高い。

連想したのは第一次安倍政権での安倍首相と、自民党ではないが1993年の細川護熙首相による野党連合政権。前者は52歳という戦後最年少首相として注目されたが、体調不良を理由にわずか1年で退陣した。後者は、細川氏が日本新党を結党してわずか1年3か月後のことで、トップの座に就くのは早すぎるなと思っていたら、8か月余で退陣に追い込まれた。小泉氏が総裁に選ばれていたら、これらと同様の短期政権で終わる可能性は少なからずあったと思う。

2度目の総裁選挑戦で決選投票までこぎつけただけでも大きなステップアップだ。これで「ポスト高市」の一番手であることは明白になったので、女帝が君臨している間にじっと経験を積んで実力をつけ、次を目指せばいい。…ただ所詮はボンなので、大きな期待はしていないけど。
posted by デュークNave at 05:13| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする