2018年06月30日

下剋上あり、順当勝ちあり 〜 2018 FIFA World Cup Russia 一次リーグ総括(1)〜

序盤は波乱の連続で始まった一次リーグだったが、終わってみれば強豪が順当に勝ち上がったグループがあった一方、最後に衝撃の大波乱が起こったグループもあった。


【 Group A 】(カッコ内は勝ち点)

@ ウルグアイ(9) Aロシア(6) Bサウジアラビア(3) C エジプト(0)

開幕戦、開催国ロシアがサウジアラビアに5−0の圧勝。ロシアは世界ランク70位、出場国の中で最下位だった。「開幕戦で開催国が負けたことがない」というのがW杯のジンクスだったが、「ついにこれが破れるのでは」という懸念は国内にもあったはずだ。しかしそれを吹き飛ばす大爆発。開催国の初戦でのこの圧勝は、大会の雰囲気を一気に盛り上げた。ロシアは続くエジプト戦にも3−1と快勝し、堂々の決勝トーナメント進出を決めた。1位通過は3戦全勝のウルグアイ、これは順当な結果。このグループは大きな波乱はなかった。


【 Group B 】

@ スペイン(5) Aポルトガル(5) Bイラン(4) Cモロッコ(1)

このグループも結果は順当。2010年優勝のスペインと2016年の欧州選手権優勝のポルトガルが初戦で激突し、激戦の末3−3で引き分けた。イベリア半島の両強豪はその後の2試合を1勝1引き分けで切り抜け、際どいながらグループリーグを突破した。アジア予選を無敗で突破したイランは、初戦でモロッコを1−0で破り台風の目となったが、スペインに競り負け、ポルトガル戦は最後まで粘って引き分けに持ち込んだが、勝ち点1の差で惜しくも敗退した。


【 Group C 】

@ フランス(7) Aデンマーク(5) Bペルー(3) Cオーストラリア(1)

このグループも大きな波乱はなし。決勝トーナメント進出を決めたフランスとデンマークはともに堅実な戦いを見せ、無敗で勝ち点を積み上げて順当勝ち。9大会ぶり出場のペルーは最終戦でオーストラリアを破り、念願のW杯勝利を挙げた。アジア代表・オーストラリアは、持ち前の高さを生かして健闘したが、勝ち切れなかった。


【 Group D 】

@ クロアチア(9) Aアルゼンチン(4) Bナイジェリア(3) Cアイスランド(1)
  
このグループは最後まで目が離せなかった。前回準優勝、スーパースター・メッシを擁するアルゼンチンが、初戦アイスランドと1−1で引き分け、次戦でクロアチアに0−3で完敗するという思わぬ展開。ナイジェリアとの最終戦で引き分け以下なら敗退、勝ってもアイスランドがクロアチアに勝てば、得失点差での敗退の可能性もあるという苦境に立たされた。しかしこの土壇場でエース・メッシが見事な先制点を挙げ、後半に追いつかれたが、その後決勝点を決めて突き放し、アイスランドがクロアチアに敗れたため、グループ2位できわどく1次リーグを突破した。南米予選でも苦戦が続いたため、本番ではどうなのかと懸念されていたが、その懸念通りの展開。しかし最後の最後で歴戦の強豪国の底力を見せ、「下剋上」を許さなかった。



posted by デュークNave at 06:12| Comment(0) | スポーツ-サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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