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「しゃべくり漫才」でお茶の間に笑いをふりまいた「いとし・こいし」の喜味こいしさんが亡くなりました。享年83歳でした。
こいしさんは、兄の夢路いとしさんとコンビを組み(このお二人、全然顔が似ていないので、兄弟だということをしばらく知りませんでした 笑)、以来上方のしゃべくり漫才の第一人者として大人気を博しました。いとしさんのひょうひょうとした表情と語りのボケ、こいしさんのガラガラ声なのに穏やかな、それでいて鋭いツッコミ。お二人のやりとりは間とタイミングが絶妙で、まさに名人芸でしたね。
漫才というと、かつて一世を風靡した「漫才ブーム」の時代がありました。若手の漫才コンビが機関銃のような速さでしゃべりまくり、パフォーマンスを見せる。「コマネチ!」とか「そうなんですよ、川崎さん」といったネタは、この時代に生まれました。
でもこのブームは、瞬間風速的には大爆笑を呼びましたが、長続きはしませんでした。いわゆる「若さの勢いに任せた」芸だったので、演じる方も若いうちにしかできないし、観る方も若い時にしか楽しめないものだったのです。
さらに、私が彼らを見ていて気になったのは、しゃべりやパフォーマンスのバランスの悪いコンビが多かったことです。片方がしゃべりまくり、動きまくる一方、もう片方はただうなずいたり、ちょっと合いの手を入れるだけ(「うなずきトリオ」なんていう、笑えない組み合わせも作られていましたね)。結局こういうコンビの多くは解散し、しゃべりまくった方はピン芸人として生き残っていますが、もう一方は・・・どうしているのかわかりません。
(ちなみに、バランスのいい漫才コンビは息長く活躍できるケースが多いようです。やすし・きよし、オール阪神・巨人、宮川大助・花子、ダウンタウン、とんねるず、など。爆笑問題は、太田光のカラーがちょっと強すぎるのが気になりますが)
「いとし・こいし」の芸は、この若手漫才コンビたちの2つの欠点を完全にクリアしていました。しゃべりはいつもゆったりと落ち着いていて穏やか。年配の方々だけでなく、若者が聞いても心に沁みるやりとりでした。お互いのバランスも、2人のしゃべりの間とタイミングが絶妙で、抜群のコンビネーションでした。また二人とも自分を「僕」と言い、相手を「君」と呼んでいたのも品のよさを感じさせましたね。
そしてネタも、世間話のように自然体でほのぼのとしゃべりを進め、その中に時事ネタを巧妙に織り交ぜて、聞く者をうならせました。
たとえば、私がいまだに覚えているこんなネタがあります。サッカーのJリーグが発足し、ジーコ・アルシンドらの活躍で鹿島アントラーズが人気を博していたころ、NHKの「生活笑百科」で披露したネタ:
いとし「先日、僕の友人がアルシンドに遭いましてな」
こいし「なんや、その『アルシンドに遭った』ちゅうのは」
いとし「ん? アルシンド、サントス、ジーコ、あ、事故に遭いましてな」
当時は、すでにお二人とも60歳を超えていたと思います。私はこのネタに大笑いしながら、還暦を過ぎてもこういう若くて新鮮なネタを芸に取り入れる貪欲さ、世の中を見つめる目の鋭さに感服しました。
最近、戦場カメラマンの渡部陽一さんの「スローな語り口」が話題になっていますが、私が思うに、これは彼の語りがゆっくりしているのではなくて、世の人たちのしゃべりが速すぎるんですよ。先日も人気番組「池上彰の学べるニュース」に渡部さんが出演していましたが、そのゆったりと落ち着いた語りに、聞いている方も心が落ち着きました。その一方、レギュラー出演しているあるタレント(あれはお笑い芸人なんですか? よくは知りませんが)の、何をしゃべっているのかようわからん早口のセリフを聞かされ、そのギャップの大きさに「何でおまえ、そんな早口でしゃべらなきゃいかんの? 別に誰もせかしてないだろう?」と、かなりの不快感を覚えました。
「今の世の中、何かとやかましくて気ぜわしい」。このブログのヘッドコピーです。世に生きる人たちが、いとし・こいしさんのようにゆったりと構えて、いつも穏やかな微笑を浮かべている、そんなふうに生きることができれば、イライラ、ギスギスすることもなく、楽しく日々を暮らしていけるんでしょうけどね・・・。
2011年02月03日
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