2017年07月03日

「安倍暴政」への怒りが爆発:都民ファースト第一党に・自民、歴史的惨敗 〜東京都議会議員選挙〜

昨日投開票が行われた東京都議会議員選挙で、小池百合子東京都知事が代表を務める都民ファーストの会は、追加公認を含む55議席を獲得して第一党となった。小池知事を支持した公明党・東京生活者ネットワークを含めて79議席を獲得し、過半数の64議席を大幅に上回った。一方第一党だった自民党は23議席と選挙前の57議席から激減し、過去最低の38議席をも大きく下回る歴史的惨敗を喫した。(投票率は51.27%:前回より7.77%↑)


都民 6→55  自民 57→23  公明 22→23  共産 17→19  民進 7→5  ネット 3→1  維新 1→1


それにしても、これほどの大激震になるとは予想していなかった。1週間ほど前の調査では自民と都民の支持がほぼ拮抗していたので、両者がきわどく第一党を争うことになるのだろうと思っていた(そうなったら私はかなり落胆していたと思うが)。しかしフタを開けるとこの大変動。昨夜のNHKの開票速報では、都民の当選確実が次々と決まる一方、自民はなかなか当確がつかなかった。開票結果も、都民は多くが上位当選を果たしているが、自民はぎりぎりで当選している選挙区が多い。これは当選者数のみならず、いわゆる「票田」も、都民が大きく広げ、自民は大幅に縮小してしまったことを示している。

(私の選挙区でも、都民は2人がワン・ツーフィニッシュを飾る一方、前回トップ当選を果たした自民の現職が敗れ、今回の全体の選挙結果を端的に示す形となった)

私は3日前の記事で「特にこの首都東京は地方と比べて革新の気風が強く、『潮の流れの変化』がかなりビビッドに選挙結果に出る。」と述べ、それなりの変化が起こることを予想しかつ期待していたのだが、この結果は我が予想と期待をはるかに上回った(ホリエモン的に言えば「想定の範囲外」だな)


これは国政選挙ではないが、この劇的な大変動は、明らかに「安倍一強」国政への都民の批判、拒絶反応が強く現れている。豊田衆議院議員の秘書へのパワハラ・暴言、稲田防衛大臣の問題発言、さらには今回の選挙を統括した下村東京都連会長(元文科大臣)の加計学園からの献金疑惑など、選挙直前に新たな問題が発生したことも影響したと思うが、大元は「もり・かけ問題」や「共謀罪」の強引な成立をはじめとする、安倍政権への都民の怒りである。要するに、「どうせ国民はまた忘れてくれるよ」とタカをくくった(=国民をバカにした)ことへの強烈なしっぺ返しを、都民が安倍政権に食らわせたということだ。

(今回の自民党の選挙ポスターには、例によって安倍首相の「遠くを見る」写真とともに、右下に小さく「政治は国民のもの」と書かれていた。私はこのポスターを目にするたびに、ブチ破ってやりたい衝動に駆られた。よくもしゃあしゃあと「政治は国民のもの」などと書けるものだ。本音は「政治はオレのもの」だろうが!)


さてこの結果を受け、自民党はどう反応するのだろうか。安倍首相や菅官房長官が「これは一議会選挙の結果であり、国政とは関係ない」などと言おうものなら、国民の怒りのマグマはさらに噴き上がるだろう(その方が展開としては面白いのだが)。まあしばらくは、自民党のリスクマネジメント能力、国民の「空気」を読み取る感性はどの程度のものか、お手並み拝見だな。そして国民の皆さん、この「東京の乱」をここにとどめず、全国規模に広げましょうね!


P.S. 今後の注目は、小池知事が国政への進出をいつ始動するかだ。当面は都政の足元を固めるべきだが(築地市場の豊洲移転問題や東京五輪など、大きな課題が待っている)、本人の最終的な狙いは当然国政にあるだろうし、今回の選挙結果は都民のそれへの期待の大きさを表している。今の国政では「安倍政権NO!」の意思の受け皿がない。いずれ小池氏が「国民ファーストの会」でも旗揚げし、自民党に対峙することを多くの国民が期待しているのだろうと思う。その機が熟すのはいつか、今後の政局を注視したい。

posted by デュークNave at 06:17| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする