2026年02月10日

百人一首( 61 〜 62 )

61.  いにしへの 奈良の都の 八重桜
       けふ九重に にほひぬるかな

   (伊勢大輔)

   昔の奈良の都の八重桜が、
   今日は九重の宮中で、ひときわ美しく
   咲き誇っていることですよ。



62.  夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも
          よに逢坂の 関はゆるさじ

   (清少納言)

   夜の明けないうちに、鶏の鳴きまねで
   人をだまそうとしても、あの函谷関ならばともかく、
   この逢坂の関は決して許さないでしょう。
   だまそうとしても、私は決して逢うことを
   許さないでしょう。
posted by デュークNave at 04:23| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月09日

「日本は…駄目だ」:タコ市に3分の2超を与えてしまった政治的愚民たち

衆議院議員選挙の投開票が昨日行われ、自民党が単独で3分の2を超える議席を獲得するという、地滑り的大勝を収めた。最大の対抗勢力だった中道改革連合は大幅に議席を減らし、改選前の3分の1未満という大敗を喫することになった。

もう、言葉もない。今回の解散そのものが相当にムチャクチャだったのだが、ここまで自民、いやタコ市に圧勝させてしまうとは…!これであの女はますます図に乗り、やりたい放題を加速させていくだろう。

もう、どうなっても知らんぞ。俺はこの先この国との付き合いはそう長くなくて済むけど、ミドルエイジや若い人たちはこれからもこの国とずっと付き合うことになる。その将来が暗澹たるものになるかもしれないのに、どうしてこんな選択をするんだろう。「政治的愚民ここに極まれり」だな。

以下の川柳は、2月6日の毎日新聞朝刊の選挙の終盤情勢を読んだ時に、大いなる嘆きをとともに作ったものだ。当時は「単独過半数」としていたのだが、3分の2にまで及ぶことがわかり、急遽その部分を、また大いに嘆きながら修正した。


3分の2.jfif

Make America Terrible Again.jfif

テレビなどのメディアではなかなかストレートに言いにくいんだろうが、あの「悪夢の安倍晋三政権」をあれほど長持ちさせたのは、あんなメチャクチャな男が率いる党と政権をずっと支持し、変わらず投票し続けた有権者たちがいたからだ。トランプと同じく、自民と安倍にも「岩盤支持層」があったのだ。

そして今回、この岩盤支持層に加え、表面(おもてづら)に惑わされて、イメージだけで自民(=タコ市)に投票した薄っぺらな連中が大量に発生した。どうやら我が愛すべき母国は、少なくとも政治的には愚民の塊と化してしまったようだ。


今後しばらくは、タコ市(バカ市)をあからさまに批判することはやりにくくなるだろう。そういう社会の空気がこの国にできてしまうだろう(「悪夢の安倍晋三政権」がそうだったように)。そうなると、もはやこの国は民主主義国家とは言えなくなる。アメリカはトランプによって民主主義が猛烈な勢いで破壊されているが、日本もそれに追随することになるのか。

明治末期の大逆事件で、死刑判決を受けた幸徳秋水らが判決のわずか6日後に死刑が執行されたことを知った、朝日新聞に校正係として勤務していた石川啄木は、こうつぶやいた。

「日本は…駄目だ」

日本はこのあと軍国主義にのめりこみ、ついには太平洋戦争での大敗北という国家の破滅を招いてしまう。「ヤバい女」タコ市に「白紙委任」してしまった日本国民、これからこの国がどんなひどいことになっていくのか、全然わかっていない…!

(追伸)最後の句はちょっと説明が要るかもしれない。トランプが唱える"MAGA" = Make America Great Again(アメリカを再び偉大にする)だが、どう見ても現状はこっちだろう。

"MATA" = Make America Terrible Again
(アメリカを再び悲惨にする)


2016〜2020年の第一次政権もひどかったが、今の第二次政権はさらに、はるかにひどい。あと3年でアメリカはさらにどこまでひどくなるのか、どこまでトランプによって破壊されてしまうのか。

こんな国や大統領と蜜月に付き合ったらロクなことにならない(実際、アメリカと距離を置きつつつある国が世界中で増えてきている)。しかし先進国の中で日本だけが、今まで通りの距離感でアメリカと付き合っている。危険極まりない…!
posted by デュークNave at 04:41| Comment(0) | 政治・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

百人一首( 59 〜 60 )

59. やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて
        かたぶくまでの 月を見しかな

   (赤染衛門)

   あなたがおいでにならないことをはじめから知っていたら、
   ためらわずに寝てしまいましたでしょうに。
   今か今かとお待ちするうちに夜がふけて、
   西に傾くまでの月を見たことですよ。



60. 大江山 いく野の道の 遠ければ
      まだふみもみず 天の橋立

   (小式部内侍)

   大江山を越え、生野を通って行く
   丹後の道のりは遠いので、
   まだ天の橋立の地を踏んだこともなく、
   また、母からの手紙も見ていません。
posted by デュークNave at 03:08| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月08日

百人一首( 57 〜 58 )

57. めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に
        雲がくれにし 夜半の月かな

   (紫式部)

   幼馴染と久しぶりに巡り合ったのに、
   その人かどうか見分けがつかないうちに、
   雲間に隠れてしまった夜半の月のように、
   あの人はあわただしく姿を隠してしまったことよ。



58. 有馬山 猪名の笹原 風吹けば
      いでそよ人を 忘れやはする

   (大弐三位)

   有馬山に近い猪名の笹原に風が吹くと、
   笹の葉がそよそよと音を立てる。
   さあそのことですよ、お忘れになったのはあなたの方、
   私はどうしてあなたのことを忘れるでしょうか。
posted by デュークNave at 04:15| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年02月07日

百人一首( 55 〜 56 )

55.  滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
       名こそ流れて なほ聞こえけれ

   (大納言公任)

   滝の水音は聞こえなくなってから
   長い年月が経ってしまったけれども、
   その名声は流れ伝わって、
   今でもやはり聞こえてくることだ。



56.  あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
       今ひとたびの 逢ふこともがな

   (和泉式部)

   まもなく私は死んでしまうでしょう。
   あの世への思い出として、死ぬ前にもう一度
   あなたにお逢いしたいものです。
posted by デュークNave at 04:33| Comment(0) | 百人一首 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする